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「マイナス20点」 渋野日向子は3パット連発に苦笑い

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ最終日(14日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

前日までの強風が収まった最終日。渋野日向子は“裏街道”の10番からスタートして巻き返しを図ったが、5オーバー「77」とスコアを落として、通算7オーバー57位フィニッシュ。自己評価は「マイナス20点」と厳しかった。

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ショットは前日に比べて復調気配で、11番で幸先良くピン上1.2mにつけたものの、久しぶりのバーディチャンスに力んだのか、ファーストパットはカップをかすめて1m以上オーバーし、3パットのボギーとして苦笑い。

だが、笑い飛ばせなかったのは「短いのを外してから、自分がどこを向いているのか分からなくなって、むちゃくちゃになってしまった」というその後のラウンドへの影響だ。

グリーンは乾いて速くなり、アップダウンの激しい全体傾斜に風も加わって、ラインの読みは容易ではない。ストロークへの不安も重なって、渋野は続く12番、14番と前半だけで3度の3パットボギーを喫した。折り返した5番(パー3)でも2オン3パットのダブルボギーをたたくなど、グリーン上で苦しんだ。

18ホールで3バーディ、6ボギー1ダブルボギー。「久しぶりに出入りの激しい1日で、ショットは手応えありながら、こういうスコアなので悔いが残ります」と振り返った。

苦戦の中で光ったのは?

そんな苦戦のラウンドでも、キラリと光ったのは課題としていたウェッジの距離感だ。15番(パー5)では残り80ヤードから57度のウェッジでバックスピンを掛けて「靴一足分。26.5センチ!」にピタリとつけ、周囲をうかがいながら慎重にマーク。自分の順番を待って2ラウンドぶりのバーディを沈めると「久しぶり!」と定由早織キャディと喜び合った。

「なかなか1週間、1日で変われるものじゃないと思うけど、ショットのリズム的には良かったので来週に生かせるようにしたい」と総括した渋野は、渡米まで国内で残り2戦。次週は「黒豚と桜島が楽しみ」という鹿児島に乗り込んでいく。(高知県香南市/今岡涼太)

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2021年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント



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