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「トップ10も狙える」“狭間世代” 鶴岡果恋が攻めと守りで上位浮上

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(2日)◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)

「風が強くなるのは知っていたので、1番ホールから守るホールと攻めるホールをしっかりマネジメントできました」と鶴岡果恋。午前スタートの2日目は4バーディ、1ボギーの「69」、通算6アンダーへスコアを伸ばした。

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今年3戦して、12位、11位、40位と上位には入れている。「この調子を続ければトップ10も狙えるかなと思ったので、地道にコツコツと思っていました」と、難コースの葛城でも好調をキープ。「全ホール、キャリーとランをメモして、どのくらい転がったかとか、この風はこのくらい止まるとか、メモしながら回っていました」と、緻密なデータ蓄積も続けている。

この日は2番で3m、5番(パー5)で6m、13番で2m、15番(パー5)は10ydをチップインで沈めてバーディ奪取。ボギーは右ガードバンカーに入れた17番(パ-3)1つに抑えた。今オフにパターをピン型から「気分転換で」ネオマレット型に変更。「ミスパットが減ってきた」とグリーン上での安定感も増している。

神奈川県横浜市出身で、1999年度生まれは勝みなみら黄金(1998年度)と安田祐香らプラチナ(2000年度)の間のいわゆる狭間世代。「同じ年代も少ない」という鶴岡だが、「敵対心じゃないけれど、稲見萌寧を目指してがんばっています」と、同期でツアー3勝を挙げている稲見が目下のライバルだ。

一方で、一学年上の原英莉花は「練習場も、スクールも、高校も一緒」という憧れの先輩。「いつか追いつけるようになりたいです」と目を輝かせる。横浜中華街にある「元祖ブタまん、肉まん、点心」で有名な江戸清(えどせい)もスポンサーについている。「よくご馳走して頂きます。結果で恩返しするしかないので頑張りたい」とコロナ禍で苦しむスポンサーのためにも、上位に踏みとどまりたい。(静岡県袋井市/今岡涼太)

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2021年 ヤマハレディースオープン葛城



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