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「何しているんだろう」古江彩佳は五輪出場を逃して悔し涙

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(27日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6639yd(パー72)

五輪の重圧は21歳に大きくのしかかった。日本勢3番手で出場枠を勝ち取るためには「優勝」が絶対条件だった古江彩佳は、9打差逆転を目指してスタートしたが、2バーディ、1ボギーの「71」で通算8アンダー11位。ホールアウト後は、涙を流して悔しさをあらわにした。

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「オリンピック関係なしに、今日のゴルフに悔しいなって涙が出ました」。ピンをさすショットを見せるなか、1、2mのショートパットを決められずにカップに嫌われる一日となった。「(パターの)調子自体は悪くないんですけど、微妙な、読みにくいラインが結構あって、なかなか入れられなかったです」

ギャラリーからの声援を励みにプレーしたが、後半に折り返した11番などを歩いているときに「何しているんだろう」という気持ちがよぎり、涙が込み上げてきたという。「1番からリズムをつかめなくて、2番でバーディがきて、3番でも決められたらリズムを変えられたのかもしれない」。モットーとする笑顔は消えていた。

「オリンピックのことを考えすぎて自分のプレーができなかった。一打に集中できるように、試合をやっていくなかで集中していく技術じゃないけどトレーニングをしていきたいと思います。まずは自分のゴルフができるように落ち着いて、笑顔で楽しく回れたらいいな」

悔し涙を流す姿はあまり見せない古江。記憶にある涙は「高校2年生のときの日本ジュニアで予選落ちした時ぐらい」。この経験が生きるときは必ずやってくる。

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2021年 アース・モンダミンカップ



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