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プロ入り初の4連続ボギー V逸の稲見萌寧「番手のミスがあって…」

◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(22日)◇大箱根CC(神奈川)◇6638yd(パー72)

東京五輪の銀メダリスト稲見萌寧が1打差単独首位からスタートしたが、2バーディ、7ボギーの「77」とスコアを落とし、通算5アンダー2位で幕を閉じた。今季6勝と圧倒的な強さを見せつけてきたが、まさかのV逸に肩を落とした。

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「前半は距離とかいい感じに打てていた部分はあったけど、後半は全部中途半端なところとかぴったりな番手が無くてそこで悩んでミスしてしまった。無理だったなって感じ」。前日までの天候から一転して強風が吹き荒れるなか、前半は4番、7番とバーディを奪って後続との差を広げていた。

それでも9番(パー5)のティショットで「打つ瞬間にバーって風が吹いた」とボールは左の池へ。ボギーで抑えるも、続く10番では短いパーパットを外して3パットのボギーとなり、「そこからズルズルいっちゃったっていうのはある」。11番(パー4)、12番(パー3)はパーオンできず2パットボギーとした。

2018年からツアーに参戦してきたが、4連続ボギーは初。「2個ぐらい、ダブルボギーになってもおかしくないところがあったのでそこはまだなんとかだったんですけど、その辺から番手のミスがあって…それが一番の原因かなって感じです」

この日の最大瞬間風速は15.4m/s。「結構打てないこともあった。しょうがないかなって感じ」。最終日を首位で迎えながらもV逸したのは6月「宮里藍サントリーレディス」以来。「とりあえず明日、ちょっとスイングを見直したい」とその場を立ち去った。(神奈川県箱根町/石井操)

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