ホールインワンを達成した西山ゆかり（大会提供）

◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(22日)◇大箱根CC（神奈川）◇6638yd（パー72）

最終日のみ達成者全員に賞金500万円がかけられていた17番（パー3／170yd）で、西山ゆかりがツアー4度目のホールインワンを達成した。7番アイアンで放ったボールはピンに向かって飛んでいき、カップへと沈んだ。「(同組の)野澤(真央)ちゃんも『入れ！』って言ってくれて、めちゃくちゃうれしかったです」と喜んだ。

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今大会はウェイティングから出場した。「本当は出られる予定ではなかったので、芹澤(信雄)プロのキャディをやらせていただく予定だったんです」と静岡で開催のシニアツアー「ファンケルクラシック」に行くつもりだったという。芹澤から「ウェイティング（出場）できるならそっち行って来いよ」という言葉を受け、急きょ予定を変更して会場入りした。

予選ラウンドはカットライン上の2オーバーで終え、決勝ラウンドに駒を進めた。「ギリギリ予選通過して、ホールインワン。本当に諦めずに生きていこうと思いました（笑）」

ウェイティングからの出場で大金ゲット

最終日はイーグル、7ボギーの「77」で回って通算7オーバー46位で終えて賞金は26万4000円。ホールインワン賞を含めれば2位タイで終えた稲見萌寧、高橋彩華、三ヶ島かなが獲得した436万円よりも多い賞金をゲットした。

「すごい大金で心が躍っているんですけど、地に足をつけていきたいと思います」と浮かれた様子で、「せっかくなので記念になるものを買いたいと思います」と話した。地元・神奈川県での活躍に「自分のゴルフはふがいないところが多かったので、もっと上手くなりたいと思います。有難い気持ちでいっぱいです」と頬を緩めた。(神奈川県箱根町／石井操)