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パットに悩んで2年 脇元華はアームロックスタイルに

◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 初日(3日)◇ゴルフ5カントリー 四日市コース(三重県)◇6563yd(パー72)

「パターに悩んで2年くらい経ちます。今年もパターで苦しんでいて、握り方もいろいろ変えた。車にパターが6、7本ある」

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脇元華が2週前の「CATレディース」から、グリップ部分を腕につけて打つアームロックスタイルのパッティングに挑戦している。

オデッセイ 2-BALL TEN パターをアームロック用に調整してもらい、好感触。「自分の良かったときの感覚が戻ってきた。ロングパットの距離感も少しずつ合ってきた」と振り返った。

出だし1番で3mを沈めてバーディ発進。11番でも3m、続く12番では10mを決めて連続バーディを奪うなど28パット。雨で重くなったグリーンも苦にならなかった。

「きょう一日はパターが狙ったところに打てた。ラインに乗ってくれた」。順手、クローグリップ、クロスハンドにも挑戦してきただけに手応えも大きい。

2020-21年シーズンの今季は35試合に出場し、17試合で予選落ち。トップ10は2試合にとどまり、賞金ランキングは86位と低空飛行を続けている。

「予選落ちばっかりで、ゴルフをやりたくなくなったりした」と気持ちが途切れることもあった。それでも6バーディ、1ボギーの「67」で回り、首位と1打差の2位で初日を終えた。

ツアー初優勝を目指すプロ4年目の23歳は「いい集中力で回ることができた。スコアを落とさずにひとつでも上位に行けたら」と冷静に残り2日間を見詰めた。(三重県四日市市/玉木充)

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