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中3日で疲労抜けず 稲見萌寧は初連覇へ「試行錯誤」

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 事前(7日)◇東名CC(静岡)◇6592yd(パー72)

大会連覇のかかる稲見萌寧が開幕前日の会見に臨んだ。前週の国内メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権」の月曜日決着から中3日で開幕することもあり、「あんまり疲労が抜けている感じはない」と話した。

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「ショット自体の調子が戻ったわけじゃない。試合になってみないと分からないが、試行錯誤していきたい。ショットがまとまったわけじゃないが、前の週よりは少しマシ」

昨季(2019年)のパーオン率は78.21%(全体1位)とショットメーカーで知られる22歳だが、52位に終わった前週大会の最終日パーオン率は56%(10/18)に低下していた。

この日は臼井麗香大出瑞月とともにアウト9ホールで最終調整した。「ショートホールのティがちょっと後ろになっていた。グリーンは硬いし、難しさは上がった」と警戒した。

ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを制した前年大会でツアー2勝目。そこから7勝を積み上げており、飛躍のきっかけとなった大会だけに期待も大きい。

ツアー初優勝を飾った2019年「センチュリー21レディス」は20年以降開催されておらず、ディフェンディング大会は初。「全然変わらない」と自然体で話したが、シーズンも残り8戦。好相性の地で初めての賞金女王へラストスパートをかける。(静岡県裾野市/玉木充)

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