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笹生優花は日本国籍を選択「どちらを選ぼうと日本人でも、フィリピン人でもある」

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 事前(3日)◇瀬田GC北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

日本人の父とフィリピン人の母を持つ笹生優花が日本国籍を選択したことを明かした。6月の海外メジャー「全米女子オープン」を制し、8月の東京五輪はフィリピン代表として出場したが、日本の国籍法では重国籍者は22歳になるまでに国籍の選択をする必要があった。

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フィリピン生まれの20歳は「五輪に出られようが出られまいが、いずれは決めないととは思っていた。どちらを選ぼうと日本人でも、フィリピン人でもあるというのは心の中にあります」と話した。

国内ツアーは5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」以来。10月の米ツアー「ファウンダーズカップ」を終えて日本に帰国し、新型コロナウイルス感染拡大防止のための2週間の隔離生活を経て現地入り。「日本の試合に出られることに感謝の気持ちでいっぱい」と待ち望んだ一戦に心躍らせた。

今大会を終えると11月11日開幕の米ツアー「ペリカン女子選手権」(フロリダ州・ペリカンGC)、同18日開幕の「CMEグループ ツアー選手権」(同・ティブロンGC)に出場するため、再び渡米をする。

会場は異なるが、2020年大会は最終日に「63」で回って2位で終えた。「メモリーあるので、出られてうれしい。隔離期間は何もできなかったので(調子は)よくわからないけど、明日に向けて準備して調子よくなるように頑張りたいです」。日本では2021年最後となる試合に意気込んだ。(滋賀県大津市/石井操)

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2021年 TOTOジャパンクラシック



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