佐藤心結ら21人が合格 高木優奈、山口すず夏、梶谷翼は涙/女子最終プロテスト
佐藤心結が涙の一発合格 「自信になった」渋野日向子とのプレーオフ
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(5日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)
佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)は3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算1アンダー4位に入って初挑戦のプロテストを突破した。
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「少し手が震えるというか、本当にプロテストに合格したっていう実感がなくて…」と初々しく話した後は、感謝が口をついて出た。「たくさんの方が支えてくださって、いまここに立てている。やっと少しは恩返しできたんじゃないかなって思います」。家族、指導を受ける三觜喜一(みつはし・よしかず)コーチらサポートしてくれた周囲への思いを問われ、「つらい時期もあったんですけど…」と言った後は涙がこぼれて言葉が続かなかった。
10月「スタンレーレディス」では渋野日向子らとプレーオフを戦い、アマチュア優勝も手の届くところにあった。「プロテストに合格するという明確な目標はあったんですけど、ホントに合格できるのか、あんまり自信はなかった。今年の5月くらいからやっと試合で結果を残せてきて、一番大きかったのはスタンレー。そこで自信がついて(プロテスト合格で)やっとスタートラインに立てた感じです」
「スタンレー」でドライビングディスタンス1位(260yd)となった飛距離がストロングポイント。「ドライバーで260、270ydを平均で出して、それでいてフェアウェイキープ率もツアーで上位に行けるくらい、精度を考えながら飛距離をアップさせたい」と力強い。目標とする選手に畑岡奈紗とリディア・コー(ニュージーランド)を挙げ、「まずは日本で賞金女王になることが夢。(いずれ)海外でメジャー制覇できるように」。大志を抱いて一歩を踏み出した。
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