成田美寿々、葭葉ルミ、永井花奈らシード喪失 ルーキー安田祐香も届かず
2021年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/18〜11/21 場所:エリエールGC松山(愛媛)
福田真未、新垣比菜らシード喪失 高木優奈も届かずプロテスト再挑戦へ
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6545yd(パー71)
2020-21年シーズンは今季優勝者やポイントランク上位者のみが出場できる「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(25日~/宮崎CC)を残すのみとなり、2022年シーズンのシード選手が確定した。
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13人の初シード選手が誕生した一方で19人がシードを喪失(※別表)。優勝すれば賞金ランキング75位から大逆転でシード滑り込みが見えていた福田真未は3打差2位でフィニッシュ。サンデーバックナインに入っても首位に並ぶなど優勝争いに加わったが、17番(パー5)を獲れず、最終18番もボギーをたたいた。
「今日のゴルフがもっと早くできていれば…と思いました。シード落ちは本当に悔しいです。夏ごろから覚悟はしていたけど、応援してくれる方もたくさんいるし、申し訳ない気持ちでいっぱい」。2014年の初シードから守り抜いてきた勲章を失い、悔しさをにじませた。
黄金世代の一角として、勝みなみ、畑岡奈紗に続いて2018年「サイバーエージェントレディス」で優勝した新垣比菜も賞金ランク64位、ポイントランク59位でシーズン終了。最終日はパー3の3番で「7」をたたくなど「75」で2アンダー40位まで順位を下げた。「21年で結果を残せるようにと思ったけど、うまく行かなくて、難しかった」
単年登録者として出場してきた高木優奈も賞金ランク60位、ポイントランク57位と届かず。11月には同週開催「TOTOジャパンクラシック」と迷った末にプロテストを受験。4度目の挑戦も合格を逃し、シード獲得で正会員となることもかなわなかった。「“二兎追う者は一兎をも得ず”というか、本当に残念な結果ではありますけど、自分の選択には後悔していないです」。現実を受け止め、22年のプロテストに気持ちを向けた。
ポイントランク50位で予選落ちを喫していた河本結もシード喪失が決まった。ランク53位で55位まで与えられる来季前半戦の出場権は有している。
◇2022年シード選手(賞金ランキングおよびメルセデスランキング50位までの者)
賞金ランク(メルセデス)/名前/単年シード獲得回数
1(1)/稲見萌寧/2シーズン連続2回目
2(2)/古江彩佳/2シーズン連続2回目
3(3)/小祝さくら/3シーズン連続3回目
4(5)/西郷真央/初シード
5(4)/西村優菜/初シード
-以下、主な選手とシード復帰&初シード選手-
12(11)/山下美夢有/初シード
14(17)/渡邉彩香/3シーズンぶり6回目
15(6)/笹生優花/初シード
17(14)/鈴木愛/7シーズン連続7回目
18(15)/渋野日向子/2シーズン連続2回目
21(21)/吉田優利/初シード
25(32)/金澤志奈/初シード
26(23)/藤田さいき/3シーズンぶり12回目
27(36)/堀琴音/3シーズンぶり4回目
31(33)/木村彩子/2シーズンぶり2回目
32(28)/植竹希望/初シード
36(34)/サイ・ペイイン/3シーズンぶり4回目
38(42)/野澤真央/初シード
39(37)/仲宗根澄香/初シード
42(43)/田辺ひかり/初シード
45(44)/臼井麗香/初シード
46(46)/柏原明日架/6シーズン連続6回目
47(45)/菅沼菜々/初シード
50(51)/有村智恵/3シーズン連続9回目
55(47)/山路晶/初シード
54(50)/宮里美香/2シーズン連続2回目
◇2022シード喪失者
52(56)/浅井咲希
57(60)/福田真未
61(53)/河本結
62(64)/吉本ひかる
63(69)/ペ・ヒギョン
64(59)/新垣比菜
67(66)/葭葉ルミ
70(72)/永井花奈
75(80)/脇元華
81(85)/キム・ハヌル
82(84)/イ・ボミ
86(77)/黄アルム
88(83)/篠原まりあ
93(-)/畑岡奈紗※
94(93)/松田鈴英
95(103)/エイミー・コガ
102(98)/成田美寿々
107(110)/大城さつき
148(148)/S.ランクン
※畑岡は2019年日本女子プロ&日本女子オープン優勝により5年シード保持