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「セカンドは狙った結果。仕方ない」内田ことこはプレーオフで惜敗

◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日(10日)◇グレートアイランド倶楽部 (千葉県)◇6625yd(パー72)

最終組の1組前を回った内田ことこは、最終日のバックナインを2バーディ、ノーボギーで回って、この日ベストの「70」でホールアウト。通算4アンダーで桑木志帆とのプレーオフに臨んだが、その1ホール目、名物ホールの18番で左8ydに切られたピンを攻めて池につかまり、ダブルボギーで惜敗した。

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両者ともにフェアウェイに置いたプレーオフのセカンドショット。先に打つ内田は、ピンまで残り175ydに4Uを握ったが、球は左に巻いて池に消えた。「緊張はしていたけど、セカンドは狙った結果。仕方ないかな、ひっかけました」とさばさばと振り返った。

今大会に出場した93期生22人のうち、前週に行われたファイナルQTで40位以内に入った選手は、桑木を含めて8選手。惜敗した内田は26位で、来季前半戦のレギュラーツアー出場権を手にしている。「修正力や基礎になる部分を再確認して、もう一度やっていきたい」とシーズンオフの先にある、春の開幕に照準を定めている。

プロテストトップ合格の佐久間朱莉は、新人戦を5位で終え「来年はレギュラーで初優勝して、シード選手になることが目標です」という。同じく5位の後藤未有は「1年を通してツアーに出場して、その中で結果を残したい。心技体すべてを整えて、自分の成長につなげたい」と来たるべき2022年シーズンを見据えている。

一方で、ファイナルQTに進出できず、来年は下部ステップアップツアーが主戦場となる選手もいる。今大会を7位で終えた岩井明愛は「QTの悔しさを忘れずに、オフはトレーニングと練習をします。アプローチとパッティングを中心にやりたい」とリベンジに燃えている。

また、最終日に優勝を争った山田彩歩もQTは一次で敗退。「プロテストに合格できたことはよかったけど、QTやステップで、上位で戦えなかったことが悔しい。オフは飛距離を伸ばして、1年間戦える体を作っていきたい」とさらなるレベルアップを誓って、激動の1年間を締めくくった。

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2021年 JLPGA新人戦 加賀電子カップ



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