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前年覇者の稲見萌寧 トップ10入りはまだ3度目もショットに好調の兆し

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 最終日(24日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6447yd(パー71)

2019、20-21年と2シーズン連続パーオン率1位をマークしてきた稲見萌寧の高精度ショットがようやく戻ってきた。初日、2日目の平均パーオン率は29/36の80.5%。最終日にフェアウェイを外したのは5ホールで、パーオン率は15/18で83%だった。

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1Wのシャフトを差し替えて臨んだ今大会。「足りない部分はあるけど、いい感じ」と好感触を得た様子。2日目はボギーなしでプレー、最終日は18番で2mのパーパットを外してボギーをたたいたが、スコアを落としたのはこのホールのみだった。

雨の中での決勝ラウンドは「69」でホールアウトし、通算5アンダー10位。「危ないところはまだあるけど、焦るような感じではないかな。アイアンも先週よりはいいし、全体的にはまあいいかな」と振り返った。

賞金女王として新シーズンを迎え、今季初勝利に向けて周囲の期待も高まるが、「勝つのも難しい。この大会に向けてピークを上げてとかできないので、目の前の試合で頑張れれば」と次週の「パナソニックオープンレディース」(29日開幕/千葉・浜野GC)へと視線を向けた。(静岡県伊東市/石井操)

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2022年 フジサンケイレディスクラシック



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