昨年大会優勝の資格で今年3月の「HSBC女子世界選手権」に出場した上田桃子(Yong Teck Lim/Getty Images)

「パナソニックオープンレディース」（4月29～5月1日／千葉・浜野GC）の大会主催者は26日、同大会優勝者に2023年の米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」の出場権を付与すると発表した。昨年に続き2年連続となる。

大会主催者および特別協賛社のパナソニックグループ、米国が本社でイベントやマネジメント事業などを行うIMGと合意したという。優勝者が辞退または有資格者の場合は、同大会上位入賞者からの推薦となる。

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昨年大会を制して出場資格を得た上田桃子は今年3月の「HSBC女子世界選手権」に出場、13位で終えた。2日目にはホールインワンを達成した。上田はリリースで大会を振り返り、「今シーズンのゴルフにつながる経験ができたと感謝しています。世界のトップクラスの選手の中での自分の位置を感じられ、技術はもちろん、一打に対する集中力を目の当たりにして感じることも沢山ありました」とコメント。

さらに「まだ海外での試合経験がない選手は不安も大きいと思いますが、新しい扉を開くことは、知らないことを知る良いチャンス。ゴルフはもちろん、それ以外の世界観も変わるかも知れません」とし、「本大会のように、世界につながる扉を用意してくれている大会はありがたい」と感謝。「私もこのチャンスを再びいただけるよう、優勝目指して頑張りたい」と大会連覇へ向けて意気込みを示した。