2週後には海外メジャー「全米女子オープン」に挑む

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 3日目（21日）◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース（千葉県）◇6713yd（パー72）

17歳のアマチュア馬場咲希（日本ウェルネス高2年）が19位から出て1バーディ、1ボギーの「72」でプレー。スコアは伸ばせなかったが、通算1アンダー22位のアマ最上位で最終日に臨む。

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身長175cmと体格をいかしたドライバーの飛距離は270yd超。4月「ヤマハレディースオープン葛城」に続くツアー2戦目だが、物怖じせず。「人が見ていると結構、飛ぶ。プロの試合とかでは振れている」。前半6番でスコアを落としたが、後半13番で130ydから9Iで6mにつけてバーディを奪い返した。

ベテラン横峯さくら（右から2人目）と同組だった

この日はツアー23勝の36歳・横峯さくらと同組。「私が小さいときに活躍していた選手。目の前でゴルフを見て衝撃を受けました。プロの技を学びました」と目を輝かせた。

昨年2月に長男を出産したママゴルファー横峯から逆質問されたのは馬場のキャディを務めた父・哲也さん。「子供をプロゴルファーにしたい。どういう育て方をすればこうなったのか」と聞かれ、笑顔を見せていた。

5歳のときにゴルフを始めた

4月の日本予選会を通過し、2週後は海外メジャー「全米女子オープン」（ノースカロライナ州・パインニードルズ・ロッジ&GC）に挑む。

憧れは米ツアー7勝のネリー・コルダとし、馬場は「一緒に回るには上位にいかないといけない。一緒に回れるように頑張りたい。将来は海外メジャーで優勝することが夢。それの勉強になればいい」と気合を入れた。（千葉市緑区／玉木充）