<スコア> 宮里藍サントリーレディスオープン
2022年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/09〜06/12 場所:六甲国際GC(兵庫)
大会アンバサダーは同い年 藤田さいき「よく頑張ってるな、私」
◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目(10日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6527yd(パー72)
1打差3位から出た藤田さいきが6バーディ、2ボギー「68」で回り、通算10アンダー単独首位に立った。「ショットが乱れていたのでどうやって修正しようかと思っていたけど、途中からその辺をうまく合わせながらできた」と納得の表情を見せた。
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出だし1番(パー5)で110ydの3打目を1.5mにつけると、続く2番(パー4)でも90ydの2打目をウェッジで3mにつけて2連続バーディを奪う絶好のスタートを切った。前半は1つ伸ばして折り返すと、後半も上がり2ホールで連続バーディを奪うなど、さらに3つ伸ばした。
今大会のアンバサダーを務める宮里藍さんと同じ36歳。かつての“戦友”が設定しているピン位置については「すごい難しい」と苦笑いを浮かべつつ、「残り2日もすごく難しくしてくると思うので、頑張って攻略して最後は笑顔で終われるようにしたい」と意気込む。
「おかげさまで昔からこういうコンディションでやってきているので、やり慣れた感じ。どういう球でどういう風に攻めていこうと考えるのが面白い」。難しいセッティングこそ、これまで積み重ねてきた経験がものをいう。
「寝て起きたらどこかは痛い。回復力がやっぱり若い頃とは…。食べ物や睡眠、お風呂に長く入ったりしてなんとかやっているけど、連戦になると疲れが先に出てきてしまう」。身体の変化も日々感じているが、「これには慣れていかなければいけない。どうやって付き合っていくかを考えなければ」。抗うのではなく割り切って向き合うことで、長年ツアーで戦い続けることができる。
後続に3打差をつけて迎える決勝ラウンドは、2011年「富士通レディース」以来11年ぶりのツアー6勝目をかけて臨む。「『よく頑張ってるな、私』と自分を褒めたたえて、あと2日間を乗り切りたい」。宮里さんから着せてもらうブルーの優勝ジャケットを譲るつもりはない。(神戸市北区/内山孝志朗)