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初の最終日最終組は大きな“財産” 尾関彩美悠「自分も早く優勝したい」

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(12日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6527yd(パー72)

3打差の2位で出た尾関彩美悠は5バーディ、5ボギー1ダブルボギー「74」とスコアを落とし、通算7アンダー8位で4日間を終えた。「伸ばしたかった。目標のアンダーパーを達成できなかった自分が悔しい」と唇をかみ締めた。

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前半をパープレーで折り返すと、折り返しの10番から「痛かった」という連続ボギーをたたいたが、17、18番の上がり2ホールを連続バーディで締めくくった。「最後バーディ、バーディで上がりたいと思っていた。本当にできるとは思ってなかったけど良かった」

初めての最終日最終組は「全然緊張しなかった。すごく楽しかったし、(ギャラリーが)盛り上げてくれてうれしかった」。大舞台でも臆することなく自然体で臨めるところが強さの秘密だ。「緊張してるのか、していないのかが分からない。もしかしたらしてたのかも」と笑みを浮かべた。

昨季の賞金女王・稲見萌寧、最後まで優勝争いを繰り広げた藤田さいきとの同組で学べたことはとても多かったという。「長いパーパットとかをちゃんと入れてくる。トラブルとかグリーン周りでのリカバリーもすごい。決めなきゃいけないところで決めるメンタルもすごい」。18歳のルーキーにとって、この経験はとても大きな“財産”になった。

「間近で優勝争いを見て、自分も早く優勝したいと思った。次に最終組で回れる時は絶対優勝を狙っていきたい」。プロ1年生が目を輝かせながら飛躍を誓った。(神戸市北区/内山孝志朗)

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2022年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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