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好調の要因は「ないです」 後半失速も笑う大出瑞月が首位浮上

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 2日目(1日)◇戸塚CC(神奈川県)◇6570yd(パー72)

首位と2打差の4位から出た大出瑞月(みづき)が5バーディ、2ボギー「69」で回り、通算8アンダー、吉田優利小野祐夢と並んで首位タイで大会を折り返した。

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前半11番で「10歩ぐらい」のロングパットを沈めてバーディが先行すると、続く12、13番も獲って3連続バーディで勢いに乗り、15番、18番でもバーディを重ねて「31」で折り返した。

一転、後半はノーバーディ、2ボギーの「38」と苦しい時間が続いたが「前半はできすぎ。元々2アンダーか3アンダーくらいで回れたら100点だと思っていたので、最後は失速しましたけど、まあいいかなって感じ」と淡々と振り返った。

今季はここまで16戦に出場し、ベストフィニッシュは16位。前週は予選落ちを喫した。今週の好調の要因は「ないですね」と笑う。「よく分かんない。ドライバーもアイアンもダメ。ショットであまり大けがするようなことをしてないから良いのかな」

とは言いつつも、2019年から師事しているオーストラリア人コーチの指導で、徐々にミスの幅が減ってきたという。「コントロールするショットとかも打てるようになったり、グリーン周りでの引き出しも増えたので、大きいミスが減って底上げができた」と分析する。

首位タイで並んだ小野は、同い年でプロテストの同期。3日目の同組には「やったねって感じ。喋りながら回れれば」。仲良し2人が大会を引っ張る。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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