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吉田優利「いいきっかけになるボギー」からの4バーディでカムバック

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 最終日(3日)◇戸塚CC(神奈川県)◇6570yd(パー72)

首位と1打差で出た吉田優利が4バーディ、2ボギー「70」で回り、通算12アンダー2位で4日間の戦いを終えた。「1日3アンダーペースで回れたというのはいい点だったと思うし、あと2打足りなかったところはまた練習して次につなげたい」と納得の表情を見せた。

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「特に変わりなくスタートできた」といつも通りの平常心。前半9ホールをオールパーと静かな出だしだった。「(ドライバーショットは)きょうが一番曲がってたけどコース内にはいたので、最後までに修正できるよう回っていた」

後半11番(パー3)、12番で連続ボギーをたたいて一度は沈みかけたが、「ずっとパーが続く日は、キッカケがないといいプレーが出ない場合が多い。バーディが先行すればいいけど、そうじゃない日もあるので、いいきっかけになるボギーにしたいと思った」と前を向き、続く13番(パー5)、14番(パー3)で連続バーディを奪って取り返した。16番(パー5)でスコアを伸ばし、最終18番は3mのパットを沈めてバーディで締めくくった。

「きのうまでとは同じようにスイングできないと感じていたけど、しっかり我慢できていた。状態が良くない中でもアンダーで回れたというのは自分にとってすごく大きな経験になった」。昨年8月「CAT Ladies」以来、約1年ぶりの最終日最終組でプレー。本調子ではない中でもスコアをまとめられたことは、次につながる一歩になった。

ツアー3勝目には届かなかったが、今季2度目の2位フィニッシュと安定した強さを見せている。「再来週はオープンウィークになってしまうので、来週また優勝争いができるようにしっかり調整したい」と力を込めた。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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