ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント<リーダーボード>
2022年 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント
期間:09/02〜09/04 場所:GOLF5カントリー オークビレッヂ(千葉)
吉田優利が大会連覇へ“64”の猛チャージ 「プロの価値は優勝で」
◇国内女子◇ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 2日目(3日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6465yd(パー72)
ディフェンディングチャンピオンの吉田優利がボギーなしの8バーディ「64」で回り、大会連覇に向けて猛チャージをかけた。初日はOBゾーンや池に入れてとスコアメークができずに1アンダー32位だったが、「昨日よりもチャンスにつく回数が多かったのが一番大きい」とトップと1打差の2位に浮上した。
<< 下に続く >>
1番で140ydを8Iでピン左奥3m半につけてバーディを奪うと、2番、3番(パー5)でともに3m弱を沈めて3連続。9番、10番でもバーディを奪取、ともにパー5の13番と16番もしっかり獲ってスコアを伸ばしていった。
前週の「ニトリレディス」ではプロキャディではなく、一緒に合宿する仲という千田萌花にキャディバッグを預けて試合に臨んだ。「自分で考えて判断する4日間で、ナショナルチーム時代を思い出した。プロキャディさんに頼っていたな、信頼してプレーできているんだなと改めて実感した」
今大会では再びプロキャディにバッグを託した。他選手の戦い方やコースの情報など経験値が豊富なだけに「引き出しが自分とは全然違う」。自分なりの感性を生かしつつ、迷いが生まれたら積極的に相談するようになったという。
そんな心強い相棒とともに目指す先は「優勝」のみ。昨年は2勝を挙げたが、今年はトップ10入り10回も勝利に届いていない。「2回、勝ったのは価値があること。それが分かっているからこそ、プロとしての価値は優勝でしか表せないんじゃないかなとは思っている」ともどかしさも。「今日みたいに(すべてが)上手くいくとは限らないので、攻めどころと守りを見極めていきたい」と戦略を立てて狙いを定めた。(千葉県市原市/石井操)