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“普段どおり”の川岸史果が首位「気持ち入ると空回りするタイプ」

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(9日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72)

「あまり気持ちが入ると空回りするタイプ。普段どおりを心がけている」。初日6位の川岸史果が5バーディ、ノーボギーの「67」とスコアを伸ばして、通算9アンダー首位に並んで決勝ラウンドに進んだ。

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前半はパー5の5番で1つ伸ばすにとどまったが、後半は上がり3ホール連続を含む4バーディを奪った。最終18番は175ydから5Uで5mにつけるバーディで締めた。

今季からクラブ契約がフリーとなった。「クラブの縛りがないので選択肢の幅が広がる。ストレスがなくなった。フリーでもサポートがないわけではない」。キャロウェイ ローグ ST トリプルダイヤモンド LS(9度)を中心としたギアで、この日はフェアウェイキープ率71%(10/14)を記録した。

今季は26試合を戦ってトップ10が1回、予選落ちが9回。ルーキーイヤーの2017年「マンシングウェアレディス」でツアー初優勝をあげ、賞金ランキング7位と結果も残していただけに物足りなさが残る。

「初年度での活躍がピークだったときに、このペースで頑張らなきゃという思いがあって。そういうのがなくなってきた」。27歳とツアーでも“中堅”に入るだけにこれまでの経験が生きる。

父は男子シニアツアーで活躍する川岸良兼で、開催中のシニア「コマツオープン」を戦う父とグループLINEで連絡を取り合う。「土曜日が終わった時点でいい位置にいたい」。ツアー2勝目の吉報を届けたい。(京都府城陽市/玉木充)

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