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馬場咲希 初の国内メジャー初日は「緊張」で足を震わせ…

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(29日)◇紫CCすみれコース(千葉)◇6839yd(パー72)

馬場咲希(代々木高2年)の初めての国内メジャー大会は、「全米女子アマチュア選手権」優勝の偉業をたたえるセレモニーから始まった。スタート前に大会ゼネラルプロデューサー、戸張捷氏のアナウンスがあり、37年前に日本人で初めて同大会を制した服部道子から“銀皿”を渡されると拍手が送られた。表彰式を経て放った記念すべき第1打は「緊張していなかった」が、グリーン上に立つと足は震え続けていたという。

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「すごく緊張して。こんなに足が震えたのは初めて。2、3ホールは震えていました」。まだ17歳だが、快挙を成し遂げてからは大勢のギャラリーの前でプレーするのは初めてではない。緊張の理由はわからなかったというが、「雰囲気を楽しめていた」と大会前に掲げた信念は貫き通した。

今大会に向けて「頑張って練習してきた」のはドライバーショット。全米女子アマはグリーン周りがキーポイントだったが、国内凱旋出場となった2週前の「住友生命レディス東海クラシック」では1Wを思うように振れずに予選落ちの悔しさを味わった。「フォローもテークバックも大きく(振るのを意識)。トップの位置を高くした」と反省を生かした。

曲がれば深いラフが待ち構える難コース。バーティを1つ獲った前半はフェアウェイキープ率100%をマーク。練習の成果を出した。後半10番から3ホール連続でチャンスにつけながら、決めきれなかったことで流れが変わった。UTを握った14番で右ラフに曲げて3オン2パット、7Iで軽く振って右に出たパー3の15番は3パットと、連続ボギーを喫して1バーディ、2ボギーの「73」とした。

「どちらかというと悔しさが大きい」。前半で納得のいくプレーができていただけに、スコアを落とした後半のプレーに目を向ける。それでも、同じナショナルチームの橋本美月(東北福祉大2年)らと並んでアマチュア勢ではトップグループの22位での滑り出し。目標としている4日間のプレーを目指し、2日目は午前7時30分にインから出る。(千葉県野田市/石井操)

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