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佐藤心結は初優勝に一歩届かず「上出来というか、別人」

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日(23日)◇マスターズGC(兵庫)◇6585yd(パー72)

5打差10位から出た佐藤心結は7バーディ「65」をマークし、1打差2位で終えた。最終日は最終組の3組前からスタート。前半は1番(パー5)でバーディを取っただけで、優勝はまだ意識していなかった。

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折り返した10番で「フックから軽くスライスする、スネイクライン」と約4mの難しいバーディパットを沈めて、スイッチが入った。12番(パー5)まで3連続バーディを奪い、14番(パー3)から16番までの3ホールもバーディ。「一気に流れに乗れました」

終盤に差し掛かり、15番(パー5)でグリーン近くにあるリーダーボートを見てトップと1打差の戦況を把握した。ルーキーシーズンでの初優勝が目前に迫り、「バーディを狙って攻めのゴルフをしよう」とさらにギアを入れた。

最終18番は「バーディを取るしかない」という思いでプレー。143ydを8Iでピンを狙ったが、5m強のバーディパットは入らず。クラブハウスリーダーとして、最終組のプレーが終わるのを練習場のパッティンググリーンで準備していたが、「(首位の川崎春花は)落とすようなゴルフをしない」と思っていたという。優勝が決まる瞬間は「自分から見にいきたい」と18番に向かい、同い年の川崎のツアー2勝目を祝福した。

「久しぶりにいいゴルフができて。どちらかと言うと練習ラウンドも不調の中だったので、今週の結果は上出来というか、別人のような感じです。自信になりました」。優勝トロフィーを手にする日へ、少しずつ近づいている。(兵庫県三木市/石井操)

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2022年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース



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