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「どんどん下の選手が出てきている」 畑岡奈紗が2年ぶり日本ツアーで感じた変化

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(28日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72)

2年ぶりの日本ツアーといっても、畑岡奈紗にとってコロナ禍以前の日本の大ギャラリーの前でプレーするのは、さらに記憶をさかのぼる。「朝はすごく緊張してドキドキした。久しぶりに帰ってきたのに、温かい声援をもらってありがたい」。気持ちを高ぶらせて臨んだ初日を2バーディ、1ボギーの「71」で回り、1アンダー25位で滑り出した。

6番で最初のチャンスを迎えたが、1m弱を外してパー。続く7番で3パットボギーが先行した。反撃に転じようにも、なかなか持ち味のアイアンショットで縦距離が合わない、もどかしい展開。黒宮幹仁コーチに初めて依頼し、練習ラウンドでもコース上の多種多様なライからのスイング、攻め方を入念に確認してきた。これまでの自分の考え方と大きく異なるイメージを取り入れるシーンもあるだけに「(2人で決めたことを)やり切るつもりが自信を持ってできなかったり、それがミスヒットにつながっていたところもあったかと思う」と話す。

それでも崩れないのは世界ランキング10位の底力だ。奥にピンが切られた後半14番は残り165ydから7Iでのセカンド。あえてピンのかなり手前にキャリーさせ、強い傾斜を利用して2mに絡めた。ようやくスコアを戻し、最終18番(パー5)も手前からのアプローチを寄せてバーディフィニッシュ。「伸び悩んだけど、最後にアンダーにできたのは大きい」とうなずいた。

同組の西郷真央が6アンダー「66」をマークし、前週優勝のルーキー川崎春花もトップで並ぶリーダーボードを眺め、「どんどん下の選手が出てきているという若干の焦りもある」と笑いながら負けん気をのぞかせた。「一緒に回った真央ちゃんがどれだけいいプレーをしていたかは目の前で見ている。すごくショットもついているし、攻め方も上手。私もチャンスにどんどんつけていかないと。あとはパッティングで自信を持って打つこと」。持ち前の爆発力を発揮できれば、5打差は射程圏内にある。(埼玉県飯能市/亀山泰宏)

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2022年 樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント



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