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「全部自分に責任」「ただの自己満足」 吉田鈴と高木優奈は涙

◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(4日)◇大洗GC(茨城県)◇6543yd(パー72)

吉田優利の妹・吉田鈴は3バーディ、5ボギーの「74」でプレー。通算5オーバーで合格には2打及ばなかった。

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「自分の力を全部発揮しようとは思っていたが、風が吹いて本当に難しかった。やっぱり緊張して自分のプレーができなかった。悔しい」と振り返った。

4月「オーガスタナショナル女子アマチュア」では日本勢として、ただ一人予選を通過して20位。ツアー2勝の姉を持ち、8月の国内女子ツアー「NEC軽井沢72」では16位でローアマチュアとなった実績もある。

「JLGPA(日本女子プロゴルフ協会)の試合が本当に好きなので、ああいう華やかな試合に出るのはやっぱりプロテストをしっかりと合格しないと無理だと思うので…。技術的な問題もあるんですが、精神的な問題とか、全部自分に責任がある」と結果を受け止めた。

5度目の挑戦となった高木優奈は「76」と落とし、通算13オーバー63位で涙を流した。

「私が想定していたよりもカットラインがすごく上でしたし、とにかく周りがうまかった。テスト会場に来ると自分らしいゴルフができなかった。やっぱり何年も落ち続けると、どんどんプロテストの壁が高くなって越えるのが難しいと実感した」と振り返った。

6月の海外メジャー「全米女子オープン」の予選も突破した24歳だが、初日から「76」「72」「77」「76」とスコアメークに苦しんだ。

「やれることはやってきた。メンタルの面でも試行錯誤しているので、それでも気持ちでやられちゃうのであれば、今はどう練習していいかもわからない。何をどう頑張ればいいかも分かんない状態なので、結果として表れない時点でやってきたことはただの自己満足でしかない」と厳しい自己評価を下した。

昨年のプロテストでは丹萌乃が7度目の挑戦で合格したが、「『さあ、また1年』って、今はちょっと考えられない」と話した。

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