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上田桃子が憧れのショップ店員に ファンと交流「手ごたえある一年」
国内通算17勝の上田桃子が18日、契約する「パーリーゲイツ」のイベントに参加した。「新宿高島屋」(東京・渋谷)内の店舗で“一日店長”として接客対応し、ファンと交流を図った。
「父親が服屋をやっているので」と幼少期から憧れていたというショップ店員だったが、「難しい!普段とは違うチョイスもありかも、と思ってほしいけど、勧め過ぎても『大丈夫かな』って」と念願の職業を真剣な面持ちを見せながら務めた。
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プロ18年目となった今季は、4月「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で優勝した。年間トップ10入りは11回(全体9位)をマークしたものの「チャンスは多かったけど、結局1勝」と反省が口をつく。初日から3日目まで首位をキープして5位に終わった日米共催の「TOTOジャパンクラシック」はチャンスを取りこぼしたこともあって悔しさを残した。
「優勝というのは特別。一人にしかできないことで、これからもこだわっていきたい」と言い、こうしたイベントでも「やっぱり“優勝した人”に選んでもらったほうが(お客さんも)うれしいと思うので、喜んでもらえるように頑張りたい」と、改めて活躍を誓う機会になった。
シーズン中は幾度となく、いまだ達成できていない国内メジャーへの思いを口にしてきた上田。「今までできなかったことができるようになったと思うこともあった。結果以上にプロセスの部分は濃く、手ごたえを感じられた一年でもある。来年につながると思う」と話した。
今オフは体の強化に注力する。来年6月に37歳になるにあたって「年齢的な体力」は避けて通れない。「心技体の中で(体の)比重は大きくなると思う。スタミナを蓄えるという部分と、今年は背中の張りや首を痛めることがあったので、その予防を含めて体幹をしっかり鍛えて準備したい」と新シーズンに向けて備えていく。(編集部・石井操)