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「スベったら恥ずかしい」シーズンイン熱望の菅沼菜々は新ポーズにも悩む

女子プロゴルファーの菅沼菜々が28日、2023年シーズンへの抱負を語った。昨季は未勝利ながらもメルセデスランク8位。「思っている以上にできたのが正直なところ。その成績におごらずに今年もしっかり練習して、ランク5位以内」と目標を掲げた。

「1年間やって優勝を目指していたが、なかなか届かなかった。でもトップ10の回数(15回)、トップ5の回数(10回)は予想以上だった」

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今オフは日々のトレーニングに加えて、静岡県内のコースで練習に励む。球筋がフェードということもあり、「得意じゃない左ピンや左足上がりの練習」。100yd以内のショットを繰り返すなど、持ち味でもあるショートゲームの精度に磨きをかけている。

「一人でやるのはかなり辛い。長くはやれない。みんな言っていると思いますが、早くシーズンが始まってほしい。睡眠不足だし、きつい。試合で人に見られている方が好き」。自身の長所や弱点を冷静に見つめながらも“開幕”を熱望する。

ツアーの2023年初戦は3月2日に開幕する「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)だが、不安障害で飛行機移動ができないため、2戦目「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ」(高知・土佐CC)が菅沼にとっての“開幕戦”となる予定だ。

また、今季からはツアーの広報担当「JLPGAブライトナー」の大役も担う。昨季は両手でハート型を作るのが“決めポーズ”だったが、「ハートはどうしようかなと考えている。狙いすぎてスベるのも恥ずかしいし、何かないかな」。広報としても大事な“新ポーズ”に頭を悩ませている。

この日は大阪ガーデンパレス(大阪市淀川区)で安田祐香、清水重憲キャディとのトークショーに参加。集まったファンと時間を過ごしてツアー初優勝への気持ちを高めた。(編集部・玉木充)

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