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「忘れちゃってて…」 小祝さくらが思い出したパッティングの肝

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 3日目(11日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

小祝さくらが上がり4ホールでの3つを含め、後半だけで4バーディを奪うなど「67」をマーク。首位と5打差の通算11アンダー3位に浮上して優勝争いに加わった。

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ひとつしか伸ばせなかった前半から流れが一変した。「パターが入ってくれたのがきっかけ。途中からフォローの大きさを変えたんです」。ラウンド中にミスの傾向を踏まえて修正を図った…というわけでもなかった様子。「前まで気を付けていたんですけど、忘れちゃってて…」と照れくさそうに笑った。

10mほどを流し込んだ10番(パー5)あたりで、大事にしていたポイントをにわかに思い出した。「フォローは出すけど、長く出さない。“小さめ意識”くらい」。重めのグリーンにあって、それまではショートする場面やカップの手前で切れていってしまう場面も少なくなかった。「それで(フォローを小さくして)ボールがちょっと前に出てくれるのが良かったかもしれない。ハマった感じです」。開眼したパッティングで伸ばし合いの展開にしっかりとついていった。

最終日のポイントになってきそうなのが後半12番。3日間トータルの平均スコアがオーバーパーとなっている3ホールのうちのひとつで、初日はティショットを左にミスしてダブルボギーを喫した。

「きょうも隣のホール(右隣の13番)を狙って打ったのにフェアウェイのど真ん中…。なんか左に“吸い込まれる”感じがあるんですよねえ…」と思案顔。グリーンの攻略法をつかんだ今、苦手ホールを乗り切ることができれば逆転への期待も膨らむ。(高知県香南市/亀山泰宏)

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2023年 明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント



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