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初の連覇に挑む西郷真央 師匠ジャンボのアドバイスは「ダイナミックに」

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前(23日)◇UMKCC(宮崎)◇6565yd(パー72)

初のディフェンディングチャンピオンとして臨む大会。前年、36ホールの短縮競技を逆転で制した西郷真央は今年、自身初の連覇に挑む。開幕前日のこの日はプロアマ戦に出場し、コースと自身のコンディションを最終確認した。

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前週の国内初戦「Tポイント×ENEOSゴルフ」はカットラインに2打届かず予選落ちに終わったが、「オフにトレーニングをしたので、飛距離も伸びてきている」と表情は明るい。「距離感をまだつかめてないところはあるけど、試合をやっている中で合わせられれば」と笑みを交えながら語る。

ツアー2勝目を挙げた前年大会と今年の違いは「コースコンディション」と言う。今週は月曜から雨が降り続いた影響でフェアウェイやグリーンのコンパクション(硬さ)が軟らかくなっており、「ランが出なくなっているので、去年と比較せずにやりたい」。コースマネジメントはイチから練り直すつもりだ。

今オフは師匠の尾崎将司の練習場“ジャンボ邸”で調整に励んだ。連覇に向けての師匠からのアドバイスは「ダイナミックにやってこい」。これまで取り組み続けてきたことを信じて戦い抜く。

新しいクラブへのアジャストも間近だ。「ダイキン―」と同週開催だった米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」から使い続けている「キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド」も「結構慣れてきた」と手に馴染みつつあり、今週は同モデルでロフト違いのヘッドを試している。

アイアン「ミズノ JPX 923 FORGED」は去年からロフトを1度寝かしたものの飛距離がキャリーで5yd伸びるなど、さらなる進化を目指して調整には余念がない。

今週は本戦3日間とも雨予報。ランで飛距離を稼げないタフなコンディションが予想されるが、「しっかり振り切っていきたい」と力を込めた。(宮崎市/内山孝志朗)

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