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「心は燃やして、淡々と」 原英莉花が後輩を追いかけV争い

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目(1日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6480yd(パー72)

上位に入ったことのない葛城で、原英莉花が首位と4打差9位で最終日を迎える。「めちゃくちゃ難しい。感情が入った瞬間に崩れてしまう印象がある」と昨年大会は58位、19年は61位と成績を残せなかった。

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「淡々とプレーするのを目標に、この会場に来ました」と臨んだ今年は22位で滑り出すと、2日目「68」をマークして通算5アンダー8位で予選通過を果たした。3日目は5番でダブルボギーを叩きながらも、「気持ちは“無”で頑張りました」と切り替え6番でバーディのバウンスバック。

パープレーで迎えた18番(パー5)は、「バーディを獲らないと」と狙った3打目をピン奥に着弾させ、バックスピンで2mにつけてバーディフィニッシュ。大歓声のなか、この時ばかりはうれしさが抑えきれなかった。

4打差でトップに立つのは、湘南学院高時代の1学年後輩でもある鶴岡果恋。初対面は小学生のころで、「天才少女という印象だった。一緒に遠征に行ったり、仲良しです」とジュニア時代から高め合ってきた。

「私も頑張ります。戦略は淡々といくけど、心はしっかり燃やしていきたい」と21年「大王製紙エリエールレディス」以来の5勝目に向けて、闘志はメラメラ燃えている。(静岡県袋井市/谷口愛純)

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2023年 ヤマハレディースオープン葛城



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