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誕生日Vなるか!? 有村、ツアータイ記録「62」で首位浮上

1番で1m、2番では15mのバーディパットが最後の一転がりでカップの左からコロンと入ったが、まさかその勢いが最後まで続くとは、ただただ驚くしかない。

4番で4mを沈めると、6番1m、7番4mと連続バーディ。9番、10番も連続バーディを奪うと、今度は14番から怒涛の3連続バーディ。15番では再び12mのロングパットがカップに消えた。

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この日8バーディ2ボギーの「66」で回った木村敏美は、「もしかしてトップ位にいるかと思ったら、智恵が伸ばしてて。10だと思ったら、13、15…。あの人どこ回ってるんだろうって。私は神業みたいなパターが入ってこのスコアだけど、(後ろの組で回る)智恵は全部ピンに向かってるから、易しく(バーディを)獲ってる」と、あまりのスコアに開いた口が塞がらない様子だ。

「アイアンが良いイメージで打てるようになったら、パットも噛み合った」と有村は事も無げに言う。逆転女王の可能性を残す4人のうちの一人だが、有村が賞金女王のタイトルを獲るには、この試合では事実上優勝が最低条件だ。「女王をどうしても獲りたい、まではいかないけど、今年は自分なりに頑張ってきたと思うし、仲間外れにされるのは悔しい」と、最後まで諦めるつもりはない。

18ホールの「62」は、ツアー最小ストロークタイ記録。「10アンダーが記録だということは知っていた」という有村は、「15で入ったので、16、18は(距離が)短いので獲れたらいけるなと思った」と記録更新を目指す。だが、17番は4mを外し、18番は1.5mにつけたが右に外れた。それでも、「2日目でああいうプレッシャーが掛かることはあまりないので、明日に向けて良い練習が出来ました。どういうミスが出るか分かりました」と、ポジティブだ。

明日の最終日は22歳の誕生日。「明日は全く夜の予定が入っていないので、皆さんから快く誘って貰えるようにしたいです」と、笑顔で締め括った。

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2009年 大王製紙エリエールレディスオープン



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