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「ショック」から3バーディ ルーキー荒川怜郁1打差発進

◇国内女子◇フジサンケイレディスクラシック 初日(21日)◇川奈ホテルGC富士コース(静岡県)◇6457yd(パー71)

「ダボがショックで、ショックで」。開口一番、荒川怜郁が振り返ったのが後半13番パー4だ。2mのパーパットがカップに蹴られて、1mの返しのボギーパットも外してしまった。3オン3パットのダブルボギーをたたいた。

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2つの貯金を吐き出して意気消沈したが、すぐに気持ちを切り替えた。「一打に関して感情が入ってしまって、ボギーが続いてしまったりする。ボギーは来るものだし、別に1個2個来たところでバーディも来るでしょと思ってやったら良かった」と前を向いた。

15番は20ydから51度でチップインバーディ。続く16番パー5もバーディを奪い、18番も4mを沈めてバーディ締め。7バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「68」で回り、トップと1打差の3位で初日を終えた。

地元・沖縄で開催された開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は3位で決勝ラウンドに進んだが、「75」「75」とスコアを落として31位でフィニッシュ。ホールアウト後は自身の不甲斐なさに涙を流した。今季8試合目となる川奈での一戦だが、同じ過ちは繰り返さないつもりだ。

ホールアウト後は薄暗い中、15分間パッティングの練習。「きょうはパターが入ったから良かったですが、強く打っていた。タッチを合わせるように練習しました」。ルーキーイヤーでのツアー初優勝に向けて修正に励んだ。(静岡県伊東市/玉木充)

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