プレーオフではショットが乱れた佐久間朱莉

◇国内女子◇リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日（4日）◇朝霧ジャンボリーGC（静岡県）◇6687yd（パー72）◇晴れ（観衆3739人）

佐久間朱莉は決勝ラウンドのイン9ホールを5バーディの「31」でプレーし、通算9アンダーでホールアウト。クラブハウスリーダーとなり「自分の中では完璧なゴルフができていた」と胸を張った。

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川岸史果が追いつき、初めて臨んだプレーオフ（18番パー5）。佐久間は2打目を痛恨の池ポチャ。「体が起き上がってしまって右に行ってしまった。風も左からだったので余計に右に行ってしまった」とミスショットを悔やんだ。バーディを奪って2勝目を挙げた川岸との経験の差を痛感した。

3週連続優勝を逃した山下美夢有

山下美夢有は2バーディの「34」でプレー。1打差の通算8アンダー3位に終わり、3週連続優勝を逃した。

「今週はショットが不安定というのもあったが、2日間アンダーパーで回れたので良かった」。決めれば川岸、佐久間に並んでプレーオフとなる最終18番（パー5）での3mのバーディパットはカップの左を抜けていった。

次週は大会連覇がかかる「宮里藍サントリーレディス」（兵庫・六甲国際GC）。「切り替えてまた頑張りたい」と気持ちを奮い立たせた。（静岡県富士宮市／玉木充）