「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」3日目リーダーボード
2023年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース
期間:10/19〜10/22 場所:マスターズGC(兵庫)
米ツアー最終予選会まで残り1カ月 西郷真央の現状は?
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(21日)◇マスターズGCレディース(兵庫)◇6495yd(パー72)◇曇り(観衆4215人)
西郷真央が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算6アンダー9位につけた。1番で2m強を入れるパーセーブから始まり、微妙な距離のパットを残しながらもしのいで4番で4mを決めてバーディを先行した。
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「最初は結構探りながらプレーをしていて、逆目のフェアウェイに行ったときにクラブが刺さる感じがあって」と戦略を立てながら慎重なプレーが続いた。「ラフもだけど、コンディションがかなり難しくて、グリーンもかなり仕上がっている」
トップのスコアは12アンダー。最終日は6打を追う展開となり「あんまり守ってばかりはいられない」という気持ちを持ちつつ、前のめりになりすぎないように攻めていくという思いを絡み合わせた。
シーズンも終盤に入って今季初勝利を目指したいところではあるが、2024年の米ツアー出場権をかけた最終予選会(Qシリーズ)までも残り1カ月と9日。昨年9月頃に陥ったショット不振から脱却を目指してスイング、ギアを見直してきた。「今年はいろんなものを試しながら少しずつ形になってきた。向こう(米国)に行ったらまた芝質が違うのもあるのでしっかり準備をしながらやっていきたい」
クラブセッティングには変更の余地があるとしつつ「ずっと悩んでいたフェアウェイウッドがつい最近、ヤマハのクラブ(10月発売のRMX VD)をテストしたらすごく自分の中ではまって。ドライバーも自分なかではいい感じ。アイアンはちょっと今飛びすぎているのをクラブで調整するか、自分でアジャストさせるか考えているところ」と話した。
次週以降も11月16日開幕の「大王製紙エリエールレディス」までは日本での試合に出場する予定(米ツアー「TOTOジャパンクラシック」を含む)。Qシリーズが11月30日開幕のため、国内ツアー最終戦「リコーカップ」(11月23日~26日)の出場は未定という。(兵庫県三木市/石井操)