清本美波のツアー成績&プロフィールなど
馬場咲希2位で突破 清本美波がトップ合格/最終プロテスト
◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(3日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)
4日間72ホールの争いが終わり、通算5アンダー19位タイまでの21人が合格した。1位で突破したのは、初受験で通算17アンダーをマークした愛知・誉高3年の清本美波。単独首位から8バーディ、2ボギーの「66」で回り、トップ通過者に付与される来季ツアー優先順位を決めるファイナルQT(最終予選会/11月28日~)の出場権を得た。
清本は「こんなことになるとは正直思っていなかったので、すごくうれしいです」と喜びを表現。前半4番からの5連続バーディで一気に抜け出し、後続に5打差をつける独走でゴールテープを切った。「成績もすごい出したいですけど、みんなから尊敬されて応援されるようなプロゴルファーになりたいです」と自身への期待を膨らませる18歳。まずは次なる関門、11月末に控えるファイナルQTに向けて「ファイナルから出られるのはすごいチャンスだと思うので、しっかりとチャンスをモノにしていきたい」と意気込んだ。
通算12アンダーの2位に、2位スタートから「70」で回った馬場咲希(東京・代々木高)と、29歳の石田可南子。馬場は初挑戦の難関を突破し、1カ月後に控える米国女子ツアーの最終予選会「Qステージ」(11月30日~/アラバマ州マグノリアグローブGC)に臨む。
通算11アンダーの4位に高木優奈が続き、6度目の挑戦で念願の合格を果たした。
2022年「日本女子アマ」覇者の寺岡沙弥香は合格ラインに1打届かない4アンダー22位。ツアー1勝のセキ・ユウティン(中国)の妹、セキ・ユウリは3アンダー29位。今年の「日本女子アマ」を制した飯島早織(茨城・ルネサンス高)はイーブンパー48位。今季「日本女子オープン」ローアマで8月「日本ジュニア」優勝の中村心(滋賀・ECC学園高)は2オーバー61位。米女子ツアーを主戦場にする山口すず夏は4オーバー68位で合格はならなかった。
<2023年度 プロテスト合格者>
1/-17/清本美波(誉高)
2T/-12/馬場咲希(代々木高)、石田可南子
4/-11/高木優奈
5T/-10/上久保実咲(奈良育英高)、村田歩香(ルネサンス大阪高)、菅楓華(日章学園高)
8T/-9/河村来未、宋佳銀、浅田実那
11/-8/吉澤柚月(日本ウェルネススポーツ大)
12T/-7/高野愛姫(日大)、小西瑞穂、本明夏
15T/-6/稲垣那奈子、木村怜衣、與語優奈、政田夢乃
19T/-5/中野恵里花、ベイブ・リュウ、神谷和奏