イ・ボミ プロフィール
「日本で仕事しますってもっと言わないと」イ・ボミが本間ゴルフのイベントに出席
今季限りで日本ツアーから引退したイ・ボミ(韓国)が8日、関東近郊のゴルフ場で契約する本間ゴルフのイベントに参加した。ほかにも契約プロの葭葉ルミ、金澤志奈、蛭田みな美、林菜乃子、後藤未有、吉川桃、男子プロの小林伸太郎が集結。雲一つない青空の下で約90人のファンと一緒に時間を過ごした。
イベント後に取材対応したボミは「ファンの皆さんから『もう会えないの?』『もう日本来ないの?』って言われるのも多くて。最後じゃない。“日本で仕事しますし、したい”ってもっと言わないとな」と茶目っ気たっぷりに笑った。
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日本での“引退試合”となった11月「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」後に、韓国で1試合に出場。その後2週間は家族とともに過ごしていたが、「来週もイベントだけど福岡で(ツアーではない)試合があって。ちょっとプレッシャーはあります」という表情は現役時代と変わらない。「選手はツアーが終わっても12月が一番忙しかったりする。これが終わったら『あ、本当に終わったんだ』と思うのかも」と目を細めた。
韓国ツアーでは永久シードを保持しているため、出ようと思えば出られる。「でも、ちょっといまは試合はお休み。“体を作って、やるぞ”っていう気持ちがなった時かな。できたら子供は欲しいけど、自由になったばかりなのでもうちょっと遊びたい」。選手でない立場で、日本のツアー会場に訪れたい思いもある。「これからどういう仕事をしていきたいかはまだ考えていて、でもいろんなイベントで挨拶ができたらと思う」。今回のようなイベントだけでなく、自身のYoutubeでも情報発信はしていくつもりだ。
年が明けた2024年には「お母さんと一緒にゴルフ旅行をする」とベトナムに行く計画を立てている。母・ファジャさんも本間ゴルフのクラブを使用しており、「クラブをあげてから調子も上げてきていて。パー3でバーディは獲るし、スコアは85を出してくる」と、負けられない“母との戦い”が控える。ツアーを離れても、クラブを握る日々に変わりはないようだ。(編集部・石井操)