ダイキンオーキッドレディス 最終スコア
2024年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
期間:02/29〜03/03 場所:琉球GC(沖縄)
「いいところが出せなかった」西郷真央は伸ばしきれずの2位
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 最終日(3日)◇琉球GC(沖縄)◇6595yd(パー72)◇曇り(観衆6133人)
1打ビハインドで出た最終日、西郷真央は5バーディ、1ボギーの「68」で回り、優勝スコアに2打届かない通算16アンダー2位で終えた。出だし1番、3番(パー3)とバーディを奪い、7番(パー5)ではピン左50㎝に寄せてのバーディ。序盤はうまくスコアを伸ばし、首位から出た岩井千怜とトップ争いを繰り広げているように見えたが、「あまり自分のいいところが出なかった」とプレー展開に悔しさをにじませた。
<< 下に続く >>
一打で大きく戦況が変わる中盤で、バーディを量産してアクセルを踏みたかった。2m強のパーパットを沈めた8番は“ナイスパーセーブ”と言えるが、「9番、10番と決められず。11番(パー5)もバーディパットを外してしまって。(バーディを)獲りたいというところで獲れなかったのがきょうの全て」と振り返った。
ツアー屈指のショットメーカーながら、微妙な距離を残す場面に対応し切れない展開が続いた。追う立場で4個に終わったバーディ。「気持ち良く振れるホールが少なかった。そこでチャンスにつけられなかった。最低でもバーディを6個欲しいと思っていたのが届かなかった。流れをつかんで勢いに乗りたいところで、ちょっとつまずくことも多い」と反省した。
悔いは残る一方で、得たものもある。2月に出場した欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディース・インターナショナル」で課題とした「バーディ奪取後のマネジメント力」については、クリアできた自負がある。「(攻守の)メリハリが足りていなかったけど、今回は気持ちの持ち方はすごく気を付けて4日間プレーできた」。次戦は今季から主戦場の米ツアー、中国で「ブルーベイLPGA」(7日開幕)に参戦する。(沖縄県南城市/石井操)