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クラブ選びは「ガタンゴトン」 原英莉花が探す“起爆剤”

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 事前(25日)◇浜野GC(千葉)◇6669yd(パー72)

「(調子は)イマイチ。しっくりくるものがない。なんか、はまらない」――。開幕前日のプロアマ戦を終えて原英莉花が不満げに首をひねるのは、クラブ選びで悩んでいるから。「上から下(の番手)まで流れていない感じ。違う(番手)のを振っていくと『あれ、ちょっと違うかな』ってなって、ラウンドするにつれて不安がたまっていく」と打ち明ける。

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22日(月)に「全米女子オープン」の日本地区最終予選会に出場したが、突破ならず。「いろいろと(クラブを)試している段階ではあるんですけど…。“ガタンゴトン、ガタンゴトン”って感じ」。ドライバーは2年前に使っていたグラファイトデザイン社製のシャフトに挿し替えた。アイアンも、シャフト交換や異なるソール形状のヘッドを試すなど調整に余念がない。

「私は(スイングを)クラブに合わせにいくのが得意なんですけど、合わせにいくうちに(スイングが)悪い方に寄っていってしまって、それを繰り返している状態。トレーニングとケアをして(スイングを)ニュートラルに戻すことが大事」と自らに言い聞かせる。

本大会は過去4度出場し、2019年大会では3位に入った。「そこ(メジャー)は頭に入れながら。クラブを替えようって思ったきっかけでもあるので」。次週の国内メジャー今季初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(5月2日開幕/茨城GC東C)も見据えながらの一戦で、「今週が何かのきっかけになってくれれば」と“起爆剤”を探す。

今週は、ジュニア時代からの友人で同い年の浅見優華さんをキャディに据える。昨年12月頃から決まっていたというタッグに「楽しみにしていた1週間なので、一緒にいい戦いができたら」と意気込む。

今季は国内ツアー6戦に出場し、「バンテリンレディス」での22位が最高。「まずはしっかり予選を通過して、今季のベストを目指して頑張ります」と話し、足早にドライビングレンジに向かった。(千葉県市原市/内山孝志朗)

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