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“バット”で打ち込み&「鳥肌」ボクシング 小祝さくらの休日

◇国内女子◇RKB×三井松島レディス 初日(10日)◇福岡CC 和白コース(福岡)◇6305yd(パー72)◇晴れ(観衆2436人)

前週のメジャー「サロンパスカップ」で今季2度目の予選落ちをし、1カ月ぶりにプレーのなかった週末。野球好きでも知られる小祝さくらは、自宅近くのバッティングセンターに足を運び、時速90キロのボールを打ち込んだという。

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「メジャーだったのでいつもより予選落ちしたくなかったけど、しょうがない。試合もまだあるし切り替えて」。急にバットを握りたくなった衝動は、そんな気持ちも働いたのだろうか。

さらに月曜(6日)には、東京ドームで行われた井上尚弥VSルイス・ネリのボクシング世界戦を観戦した。ボクシングには「ほぼほぼ興味がなかった」と言うが、2列目という特等席だったこともあり「迫力があって鳥肌が立った。思ったよりも100倍面白い」と声が弾む。もともとプロレスなどへの関心も強かっただけに、すっかりハマった様子だった。

リフレッシュと新しい刺激をもらって迎えた今週。仕切り直しの一戦を「67」で回り、5アンダーの首位タイで滑り出した。6バーディ、1ボギーの内容については「ミドル、ショートパットが良かった」とグリーン上のプレーを評価。前半8番では6mのバーディパットを決めたほか、「微妙な距離も入ってくれた」とストレスなく完走した。

パットについては「先週は3パットが多かったので、見直さないといけないと思った」という前週からの反省点でもあった。そんな思惑もあり、今週はオデッセイから2023年発売のパター「Ai-ONE MILLED SEVEN T DB」を初投入。前週に比べてやや重いグリーン状態も考慮し、「少し飛ぶ(転がる)ように、軽くして振りやすくした」と、シャフトを「1.5インチ」(小祝)短くし、細いグリップに替える調整も施した。

4日前のボクシング観戦により、「スポーツのチカラや影響力ってすごいと思った」と新しい感情も芽生えた。小祝だってもちろん、スポーツで感動を与える側にいるアスリートのひとりだ。(福岡市東区/塚田達也)

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