<スコア> ブリヂストンレディスオープン
2024年 ブリヂストンレディスオープン
期間:05/16〜05/19 場所:袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(千葉)
米国帰りの姉とそろって予選通過 アマ吉田鈴は4度目プロテストを「常に意識」
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 2日目(17日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6731yd(パー72)◇晴れ(観衆2460人)
午後スタートで強風に見舞われた初日、アマチュア吉田鈴(日本ウェルネススポーツ大)は「75」と苦しんだ。「(コース)コンディション的に難しかった。雨が降っても(グリーンのスピードが)速かったので距離感が合わなかった」と振り返る。
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マンデートーナメント(主催者推薦選考会)をトップ通過して出場権を得た今週は、男子プロの今野康晴も帯同している。ツアー7勝を誇るコーチから「2アンダー(70)だと(予選通過は)キツイから、予選通過じゃなく5、6アンダーを目指して」と発破をかけられた2日目。前半2番(パー5)で3打目を60cmにつけてバーディを先行すると、4番で2m、9番(パー5)では10mのバーディパットをねじ込んだ。
後半も1バーディを追加し、ボギーなしの4バーディ「68」。通算1アンダーまで伸ばして84位から25位に順位を上げ、4月「KKT杯バンテリンレディス」に続いて今季出場したレギュラーツアー2試合連続で予選通過を決めた。
「やっていくうちに経験値も積めてきているし、どのくらいのゴルフをすれば予選通過できるかが分かってきた」と成長を実感している。
今季最大の目標・プロテストももうすぐ始まる。去年は2次で敗退し、4度目の挑戦は7月から8月にかけて行われる1次からのスタート。ただ、「日本女子アマ」(6月11日~/千葉・我孫子GC)で優勝すれば一気に11月の最終に行けることもあり、「メチャクチャ気合入ってます」と力を込める。
2週後の「ヨネックスレディス」、7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」といったツアーをスポットで戦いながら、11月に向けた準備を進めていく。「(意識は)常にしています。その場に立ってみないとどれだけ緊張するか分からないので、どれだけ緊張してもいいように基本を崩さないよう練習しています」
レギュラーツアーでのベストスコアは2022年「NEC軽井沢72」最終日に出した「67」。決勝ラウンドは「1回は6アンダー(66)以上を出してみたい。頑張ります」。通算イーブンパー32位で3日目を迎える姉・吉田優利との最終日同組にも期待がかかる。(千葉市緑区/内山孝志朗)