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1年前のリベンジは“ベタピン”バーディ 桑木志帆が今季自己ベスト「65」

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 初日(27日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇晴れ(観衆4456人)

昨年プレーオフで負けた18番は、忘れたくても忘れられない。「最後は絶対にバーディを獲りたいと思ってやった」と桑木志帆がこの日のラウンドをバーディで締め、7アンダーで自身初の単独首位発進を決めた。

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前回大会は、櫻井心那と2ホールのプレーオフを戦って惜敗した。3.5mのバーディチャンスにつけた櫻井に対し、桑木はフェアウェイからのセカンドショットをピン手前6m。バーディパットはショートして入らなかった。

この日は、ピンまで残り133ydの2打目をピンに絡めてバーディを奪取。そこまでの17ホールもショットが好調だった。

「最近は思うようなショットが打てている」と、インパクトで手元が浮いてしまうクセを修正してショットが復調。2番(パー5)で2オンに成功して最初のバーディを奪うと、3番、6番は9Iのコントロールショットで手前3、4mに乗せてスコアを伸ばした。

ボギーなしの7バーディ「65」は今季自己ベスト。2試合前の「ニチレイレディス」も首位タイで大会をスタートしたが、「ニチレイは調子が良くない中でトップだったから、きょうは調子がすごく良くてこの位置にいられる」と会心のラウンドだった。

最終ホールこそ悔しい思い出が焼き付くが、「去年もショットがついていたので」とコース自体には良いイメージが残っている。2位に2打差をつけてのスタートに「少し余裕があるかな」と喜びつつ、初優勝に向けてまだまだ気が抜けない。「あしたは雨模様なのできょうみたいなゴルフはできないと思うけど、崩れないことが一番」と表情を引き締めた。(横浜市旭区/谷口愛純)

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