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神谷そらが米ツアー予選会にエントリー “海の向こうの友人”に「会いたい」

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前(19日)◇利府GC (宮城)◇6638yd(パー72)

ツアー2勝の神谷そらが、米女子ツアーの来季出場権をかけた予選会(Qスクール)にエントリーしたことを明らかにした。2022年のプロテストに合格の21歳。かねて海外挑戦へ意欲を示しており、新人賞を受賞した昨年の年間表彰式でも「挑戦していきたい」と語っていた。

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ルーキーイヤーの23年「日本女子プロ選手権」を制して3年シードを持つ。昨年は「戦う準備ができていなかった」と挑戦を見送ったが、5月「全米女子オープン」で米ツアーで戦う選手たちのプレーを見て、覚悟が決まった。

海の向こうの“友人”の存在もある。昨年「TOTOジャパンクラシック」の2日目にパリ五輪銅メダリストのリン・シユ(中国)、3日目にジャスミン・スワンナプラ(タイ)と同組でプレーし、仲を深めた。「英語を喋れるわけではないので、身振り、手振りしながら。会話をしていたら、彼女たちに『もう20代後半で、私たちには時間がない』って言われて。向こうで戦っているのもSNSで見たりして『もう一回会いたいな』って」

2週前の「日本女子プロ」ではスワンナプラが来日参戦したが、主戦場は米国のまま。頻繁に来られるわけはなく、「会いたいなら自分が会いに行くしかない」と将来を考えるようになった。

異国の地で戦う戦友のプレーは「もう全てが学ぶべきところ」と尊敬のまなざしを向ける。「英語が喋られたらもっといいんですけどね。一緒にプレーをすると、すごく頭がパンクしそうなぐらい勉強になる」。ゴルフを極めるアスリートとして、“楽しい”の一言に尽きた。

現時点の世界ランキングは134位。12月の最終予選会から臨むにはエントリー締め切りの10月8日時点で同ランク75位以内に入るのが条件になる。

直近3試合は、2試合連続で予選落ちを喫し、前週「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」は左肘に痛みが出て棄権。さらに、「ゴルフの調子は良くなっているのに、体が思ったように動いてくれないストレスや疲れがあった」と15日(日)には発熱して寝込んだ。幸い食欲はあり、「16時間ぐらい寝ました」と今週に向けて体調を戻した。不振からの脱却へ、「何かきっかけをつかめる試合にしたい」と臨む。(宮城県利府町/石井操)

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