国内メジャー初日に大会特設サイトが“パンク”した

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 初日（26日）◇大利根CC 西コース（茨城）◇6845yd（パー72）◇晴れ(観衆4640人)

女子ゴルファー日本一決定戦の初日、主催する日本ゴルフ協会（JGA）の大会特設サイトが“パンク”し、ラウンド途中から終了時までスコア速報を見られない状態となった。大会本部や開催コースには苦情が殺到した。

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大会は“日本最高峰競技”とも言われる国内メジャーの1つで、ゴルフファンの注目度が高く、この日は午前中から特設サイトにアクセスが殺到。また通常の国内女子ツアーは地上波以外にU-NEXTなどのネット中継が長時間にわたってカバーするが、今大会はNHKのBSと地上波放送のみ。そんな情報の“枯渇”がアクセスに拍車をかけた可能性がある。

特設サイトは“パンク”を告知するだけの状態となった

JGAは午後になってから、「アクセス過多のため閲覧を中止しています」との文言をサイトに掲載した。

JGAでは今年、公式ホームページのデザインやシステムを刷新した。山中博史・日本女子オープン事業本部長は「特に日本女子オープンは年間で最もアクセスが集中することは分かっており、それに耐えうる容量を備えたつもりでしたが…。ファンの方々、開催コースに誠に申し訳ないです。痛恨の極みです」と平謝り。

特設サイトは26日午後7時半を過ぎても復旧していない。JGAは27日の大会2日目に向けて「どんな形でも、少なくともスコア速報は見られる状態にすべく、作業中」（山中本部長）としている。