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竹田麗央が号泣「ショットがすごく曲がって」 今季3度目の予選落ち

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(18日)◇マスターズGC(兵庫)◇6506yd(パー72)◇曇り(観衆2964人)

今季7勝で年間ポイントレースを独走する竹田麗央が通算イーブンパーの61位、カットラインに1打及ばず予選落ちを喫した。

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最終18番のドライバーショットをラフに入れ、2打目はグリーンをオーバー。4mのパーパットがカップ手前で止まった。この日は37位から出て、2バーディ、3ボギーの「73」。竹田は「昨日からショットがすごく曲がっていて、チャンスにつける回数が少なくて」と言い、飛距離、高さで周囲を圧倒するパワーフェードが定まらず、この日のフェアウェイキープ率は35.7%(5/14)は全106選手で最下位。2日間トータル39.3%(11/28)は“ブービー”104位タイだった。

メジャーも4月「シェブロン選手権」を除く4試合に出場してきた全力疾走のシーズンに、疲れが出たのか。本人は「プレー中はあまり感じなかった」というが、ショット以外でもいつもと違う姿はあった。3パットが初日の2度に続き、この日の8番でもあった。外してしまった80cmのパーパットは、打った瞬間に表情をゆがめるミスパット。体力だけでなく、集中力、頭脳も限界に来ていたのかもしれない。

予選落ちは今季出場27試合目で、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」、5月「RKB×三井松島レディス」に続く3度目。オーバーパーラウンドは9月上旬「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」第2ラウンド以来9度目。「いい休養ができたと思って、来週に向けて切り替えます」。気丈に言葉少なく取材対応を終えた後、クラブハウス内で師匠であるプロゴルファーの母・哲子(さとこ)の前で涙が止まらなくなった。(兵庫県三木市/加藤裕一)

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