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「耐える一日だった」馬場咲希は39位 12月の米ツアー最終予選会へ

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 2日目(26日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72)◇曇り時々晴れ

ティショットでフィニッシュが取れず、不安そうにボールの行方を追ってギュっと目を細めた。序盤からティショットが気持ち良く振れず、ショットで流れを作れない。23位から出た馬場咲希は2バーディ、2ボギー「72」で回って、通算5アンダー39位で終えた。

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「チャンスにつくことがあまりなかった。耐える日だったのかなと思います」。初日、2日目とバーディで滑りだした1番(パー5)も、この日はパー発進。グリーンを狙った第2打はわずかに右にこぼれて、アプローチが寄らず2パット。前半2つ目のパー5の9番も、手を離したティショットがラフに入って3オン。約7mのバーディパットはショートして“お先に”パーでスコアを伸ばせなかった。

2日目以降でスコアを伸ばし切れなかったのは、慣れない緊張感でのプレッシャーもあった。首位と1打差でスタートを切ったのは、アマチュア時代に出場した2023年「Tポイント×ENEOS」の4位発進以来で2度目。「2日目のいつもと違う雰囲気だったり、すごく良い勉強になった。次にしっかり生かしていけたらなと思います」と振り返る。目標としていたアンダーパーでのプレーには1打届かなかったが、最終18番(パー5)は3打目を1m弱に寄せてバーディフィニッシュ。「最後の最後に獲れたので、うれしかったです」と相好を崩した。

2週前の「富士通レディース」14位と合わせ、予定していた今季の国内2試合が終了。今後は国内で調整を進め、来季の米ツアー出場権をかけた最終予選会(12月5~9日/アラバマ州・マグノリアグローブGC)へ向けて11月末に渡米する予定だ。(埼玉県飯能市/谷口愛純)

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