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盟友・諸見里しのぶも会場に 上田桃子は“ラストマッチ”で予選落ち危機

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 初日(14日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇晴れ(観衆2016人)

今季限りでツアーの第一線を退く上田桃子が5オーバー90位と大きく出遅れた。今季ツアー優勝者、メルセデスランキング上位者らに絞られる次週のシーズン最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(宮崎CC)出場には、今大会の上位フィニッシュがマスト。50位タイまでのカットラインに5打及ばないスタートに「自分自身で『泥くさく行きたい』と言っていて、なかなかそうできていないというか、頭で考えてやってしまっている部分がすごくある」と唇をかんだ。

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「初めの1個のバーディに集中していこうと思っていた」と話す通り、出だし2ホールはいずれもチャンスを作った。しかし、10番はラインに乗ったバーディパットがショート。11番(パー5)も3打目のウェッジショットでピンに絡めた後の短い距離を決めきれない。

2オンを狙って左手前のカラーまで運んだ17番(パー5)もパターでのイーグルトライが短く、パーどまり。ティショットを左のフェアウェイバンカーに入れた18番でショートゲームのミスも重なってダブルボギーが先行した。6番の初バーディ直後にもボギーと最後まで波に乗れなかった。

「(グリーン上で)スピードも合ってないなと思うところが多かったですし、大事な時に気を付けていることを考えながら打ってしまっている」。ショットもパットも技術的な課題に神経をすり減らし、フィーリングを研ぎ澄ませられなかったと悔やむ。

組について歩いた多くのギャラリーの中には、若手時代から切磋琢磨してきた同い年の盟友・諸見里しのぶの姿もあった。「数年前には逆に自分が、しのぶの試合を見に行ったりもしていた。まさか来てくれるとは思わなくて、うれしかった。でも、ちゃんとスコアメークできるゴルフを見せられないのが悔しい」。4日間を戦い抜くため、巻き返し必須の2日目に挑む。(愛媛県松山市/亀山泰宏)

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