2025年 CAT Ladies

稲見萌寧が初の最下位発進 今季2度目の80台「悪い感覚が抜けない」

2025年 CAT Ladies 初日 稲見萌寧
今季2度目の80台。復帰シーズンの今季は苦しい時間が続く

◇国内女子◇CAT Ladies 初日(22日)◇大箱根CC(神奈川)◇6652yd(パー72)

稲見萌寧が5ボギー、2ダブルボギーの「81」をたたき、9オーバー105位と最下位でスタートした。日本ツアーの初日を最下位で終えたのは初めて。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」初日に続く今季2度目の80台となった。7月「資生堂・JALレディス」からは出場4試合連続で予選落ちしており、今季の最高位は3月「アクサレディス」の30位と低迷が続いている。

1番(パー5)、2番で連続して3パットのボギーを喫して始まり、5番(パー3)、9番(パー5)でもスコアを落として前半は「40」。少しの休憩を経ての後半は10番、11番と2連続でダブルボギーをたたいた。「11番は(ガードバンカーに入った3打目が)ボールが見えないくらい“目玉”になっていて。探して、アンプレヤブルに」と、得意なはずのアイアンショットの不調に声を落とした。

9勝をマークして賞金女王に輝いた2020-21年シーズン以降、腰痛もあって緻密にスイングのあり方を模索してきた。日ごとに意識するポイントを変えている状態で、「良かった時と比べながら、ちょっと真似してみたり。(当時と)同じ意識で打ってみようとしているけど、悪い感覚がなかなか抜けない」のが苦しい。

2025年 CAT Ladies 初日 稲見萌寧
悪い感覚がなかなか抜けないのが苦しい

米ツアーから日本ツアーに本格復帰した今年は、7月から約1カ月の休息を挟んだ。「大東建託・いい部屋ネットレディス」と「北海道 meiji カップ」には出場せず、体のメンテナンスに時間を割いた。「ゴルフがすぐに良くなるとは思わなかったので、ちょっと体を休めて。トレーニングも結構して、体の問題はだいぶ良くなった」。プロ転向から賞金女王時代にお世話になった女性トレーナーと再び、有意義な時間を過ごした。

「前の良い時を求めるべきなのか、もう一回(スイングを)作って良くしなきゃいけないのかはちょっと迷走中。(頭は)パンク状態」ともがく時間はまだ続きそうだが、背中に「173」と入ったおそろいのTシャツで着て応援してくれるファンのためにも、浮上へのきっかけを必死に探っている。(神奈川県箱根町/石井操)

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