2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン

マキロイと、馬刺しと 佐久間朱莉の初のディフェンディング大会へのゲン担ぎ

2026年 KKT杯バンテリンレディスオープン 事前 佐久間朱莉
佐久間朱莉はキャリアで初めてディフェンディングチャンピオンとして試合に臨む

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 事前(16日)◇熊本空港CC(熊本)◇6595yd(パー72)

開幕2日前、雨脚が弱まった時間帯を見て、佐久間朱莉は記念の植樹式を行った。昨年大会で悲願のツアー初優勝。ここは年間女王に輝いたシーズンの“始まりの場所”。「1年、早かったな…というのと、優勝したところに戻ってこられてうれしい気持ちがあります。『なんであんなにパットが入ったんだろう…』って思います」と、笑顔でコースを見渡した。

開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で今季初勝利を挙げ、ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会を前に、年間ポイントレースのトップに再浮上してきた。「何かが良くなると、また何かが悪くなる…の繰り返し」という状態にして、前週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」を2位で終えた。「最後まであきらめず、17番、18番でバーディを獲れたのは良かった」と調子に左右されず残せた成績がまた自信になった。

同じ週、海の向こうでは大好きなロリー・マキロイ(北アイルランド)が史上4人目の「マスターズ」連覇を遂げた。キャリアグランドスラムを達成した昨年とは違い、佐久間はうれし泣きこそしなかったが、受けた刺激はたっぷり。中盤に勢いを取り戻すきっかけになった、後半12番(パー3)のティショット直前の間合いに感嘆した。

熊本では珍しくゲン担ぎもするつもり。「去年、初めて(名物の)馬刺しを食べて勝ったので、きょうは馬刺しを食べに行きます」。舞台は違っても、ゲームで2年連続優勝を狙う立場は憧れの人と同じ。「マキロイは『自分はもうグリーンジャケットを持っている』という気持ちでプレーする。私も(去年)勝ったので、そのつもりでプレーしたい」と意気込んだ。(熊本県菊陽町/桂川洋一)

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