2026年 NTTドコモビジネスレディス

“10万人に1人の難病”を乗り越えた平塚新夢が初めての最終日最終組へ「感慨深い」

2026年 NTTドコモビジネスレディス 2日目 平塚新夢
24年のプロテストで合格してツアープレーヤーとなった平塚新夢

◇国内女子◇NTTドコモビジネスレディス 2日目(2日)◇浜野GC(千葉)◇6704yd(パー72)◇晴れ(観衆3606人)

2024年のプロテストで合格してツアープレーヤーとなった平塚新夢(ひらつか・あむ)は初めての最終日最終組に臨む。予選ラウンドは「67」を並べ、首位と2打差の通算10アンダー2位。ともに当地で優勝経験を持つ菅沼菜々、天本ハルカと一緒にラスト18ホールを戦う。

2026年 NTTドコモビジネスレディス 2日目 平塚新夢
実は国が指定する難病を患った

プロ2年目にして巡ってきた優勝争いに、「過去を思うと奇跡的というか、感慨深い」とこぼす。中学2年生の時に「世界ジュニアマッチプレー選手権」で優勝したほか、高校3年生だった2017年「静ヒルズレディース 森ビルカップ」で史上5人目のアマチュア優勝という経歴を持つ26歳は、人知れず病に苦しんだ時期があった。2018年のプロテスト2次予選で「群発頭痛」に見舞われると、「10万人に1人」といわれる国の指定難病「成人スチル病」(発熱、発疹、関節の節々が痛くなる病)を発症。服用したステロイド剤の副作用で「顔がパンパンになった」と痛みに苦しんだ。

3週間の入院もありながら徐々に飲む薬を減らし、現在は「治療は特になくて、定期的に数値を見て異常がないかを見ている」段階だと話す。健康状態に不安はなく、プレーに集中できている。大病を患ったからこそ、最後の一日は「ニコニコ…楽しそうにプレーするところをお見せできたら」と気負いすぎずに臨むつもり。

2026年 NTTドコモビジネスレディス 2日目 平塚新夢
最終日は「緊張する自分」を受け入れて臨む

「自分にプレッシャーをかけていく人もいると思うけど、私はそういうタイプではない。追い込みすぎないように。あした、緊張はきっとすると思うけど、そんな緊張している自分も受け入れて楽しんでやろうと思います」。病気が発覚した時も、受け入れて乗り越えた。これまでの経験を糧に、最後の一日も力を尽くす。(千葉県市原市/石井操)

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