バーディ合戦に食らいつくも…菅沼の独走Vに天本ハルカ「完敗です」
◇国内女子◇NTTドコモビジネスレディス 最終日(3日)◇浜野GC(千葉)◇6704yd(パー72)◇曇り(4264人)
2打ビハインドで迎えた最終日、当地で行われた2024年「パナソニックオープンレディース」で優勝経験を持つ天本ハルカは「(菅沼)菜々ちゃんが2日間良いゴルフを積み重ねていたので今日も伸ばしてくるだろうと思っていたら、最初からバーディが来て。最後まですごく良いプレーしていて。完敗です」と後続に5打差をつける圧勝で勝利を掴んだ菅沼菜々を称えた。
曇り空で迎えたこの日は前日までと比べてパッティンググリーンの転がりが「遅い」と感じたという。2番で先に5mのバーディパットを沈めた菅沼に負けじと、天本も同じくらいの距離を沈めるなど3番(パー5)まで2連続バーディで食らいついたが、前半は「34」に留まって3打差を縮められなかった。「しっかりと打っていかないとって思ったけど、最後まで距離感を合わせられず、打ち切れないところが多かったのが残念」と4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算12アンダー3位で終えた締めくくりを悔しがった。
それでも、最終日最終組に臨むのは初優勝を飾った2024年「パナソニックオープン」以来2年ぶりのこと。「一昨年よりは緊張せずに、いい意味で自然体で回ることはできた。空気感的には成長したかなというところもある。個人的にもそんなに悪いゴルフではなかった」と敗戦の中にも次戦に生かしたい要素を探った。
同じく2打差から出て通算10アンダー5位で終えた平塚新夢(ひらつか・あむ)は「『頑張った』という気持ちと、バーディパットが入りそうなところで入らなかったのが多かったのがすごく悔しい」と率直な思いを吐露した。プロ転向してから初めてのレギュラーツアーでの優勝争いは「思ったより緊張しなかった」という。1番で3パットのボギーと出だしでつまずいたものの、次の2番ではしっかりとバーディを取り返して見せた。
「基本的にはあまり自信がないというか。『いいスコアで回るぞ』と毎回意気込めるわけじゃないけど、結果的に初日、2日目と5アンダー(67)で回れて。自信にはなった」と主催者推薦から出場して大健闘した一週間を評価した。
次週7日開幕の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」には現地ウエーティング(待機選手)して構えるとし、「あとは5月のブリヂストンレディスも主催者推薦を貰えたので出る予定です」と話す。ツアーの出場優先順位を再編するリランキング(1回目は6月のニチレイレディス後に実施)は今大会を終えて13位になった。さらなる飛躍へのステップにする。(千葉県市原市/石井操)