2026年 リゾートトラストレディス

不幸が重なり「ショックで…」 ささきしょうこは“神頼み”でメンタル回復

2026年 リゾートトラストレディス 初日 ささきしょうこ
今季初の首位発進を決めたささきしょうこ (Atsushi Tomura/Getty Images)

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 初日(28日)◇グランディ那須白河GC(福島)◇6500yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆1867人)

3月の開幕戦を18位で終えた直後、ささきしょうこの元に悲報が相次いだ。「エースキャディが試合終了後に右足の大腿骨を骨折してしまって。あと身内にもけががあったり不幸があったりして、結構それがショックで…」

周囲に降りかかるアクシデントを、自分のせいではないかとまで思い詰めたという。「不幸が周りに起きすぎて私が“悪い気”を持っているんじゃないかとか、メンタルも落ち込んでしまって。それがずっと引っかかって」。開幕戦以降は6試合連続で予選落ちするなどプレーにも暗い影を落としていた。

そんな状況にあり、例年欠かさず行っていた“ルーティン”を今年はできていなかったことを思い出した。「神様頼みでも!と思い、シーズン中にお祓いをやった」。毎年開幕前に神社で祈祷を受けていたが、今年は忙しさもあり、できないままシーズンを迎えていた。落ち込む姿を見かねた知人から「お祓いに行きなさい」と背中を押されたという。その後は「ちょっと吹っ切れてきて、自分のゴルフを見失いかけていた部分もあったんですけど、今回はちゃんとできた」と初日のラウンドを振り返る。

南から強い風が吹く午後0時30分にティオフし、風向きを読みながら、毎ショット前に外してはいけないエリアをしっかり想定してプレー。アンジュレーションが多いグリーンに苦戦する選手が多い中で、「(カップと)同じ面にだいたい乗って、ほぼバーディパットだったのがよかった」という。前半11番で残り144ydを6Iで3mにつけバーディを先行すると、続く12番(パー3)も5Wで6mにつけ連続でスコアを伸ばした。「いつもよりは集中して一打一打に向き合えた」と冷静なマネジメントが結果に繋がり、ボギーなしの6バーディ「66」をマーク。6アンダー首位発進を決めた。

骨折したエースキャディの復帰は早くて6月という。「復帰した時に一緒に勝てるぐらいの状態には戻したい」。2018年「樋口久子 三菱電機レディス」から遠ざかるツアー4勝目を、相棒への復帰祝いに届けたい。(福島県西郷村/安平賢太郎)

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